外国人夫の好きな日本語「ツマサン、ニッポンジン」

私の夫はヨーロッパ人。絶賛日本語勉強中。今のところ妻の私がテキストを用いて日本語を教えている。

この日のテーマは「自己紹介」。あいさつから始まり、自分の名前、国籍、どんな言語が話せるかなどを言えるようになるための練習中。中国語、韓国語、ドイツ語、スペイン語…のように「国名+語(ご)」でそれぞれの言語を、中国人、韓国人、ドイツ人、スペイン人…のように「国名+人(じん)」でそれぞれの国籍を表せるよというような説明をした。そして私が夫に「じゃあ私のnationalityはどうなる?」と聞くと、夫が「ニッポンジン」っとニコニコで答えた。聞き慣れないので思わず笑ってしまい、「間違いではないけれど、ニホンジンの方が自然だよ」と答えると、「どうして?いろんなところでNIPPONと書かれているものを見たよ。」とのこと。たしかにオリンピックなど国際試合で日本を応援する際には「ニッポン、チャチャチャ!」などと言っているな…。ニッポン単体では自然なのに、なんでニッポンジン、ニッポンゴは聞き慣れないのか…。決して間違いではないし、なぜ多くの日本人がその言い方をしないのかもうまく説明できなかったので、「たしかにね…(^◇^;)」としか返せなかった。夫は「NIPPON」という響きがなんだか気に入っているらしく、その後もニコニコで「ニッポンジン」「ニッポンゴ」と繰り返していた。

また別の日のテーマは「家族」。まずは自分の家族について話せるように、父、母、兄、姉、弟、妹、夫、妻など家族に関する名称を導入。そのあと「他の人の家族を指す場合は、お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、弟さん、妹さんのように名称を変えなきゃいけないよ。」と説明をすると、テキストに書かれていた「Goshujin, Okusan」の文字を見て、夫が不思議そうに「オットさん、ツマさん、じゃないの?」と聞いてきた。「そうなの、そうシンプルにいったらいいんだけどね…(^◇^;)」トホホだった。夫よ、がんばれ…!

このテーマを勉強中、私たちは新婚だった。日本語には夫や妻の他にも「主人、旦那、旦那さん、家内、奥さん」などいろいろな言い方があることを説明して、どれを使いたいか夫に聞いた。すると夫はふざけて「ツマサン(ひひひ)」と答えた。響きが気に入ったからなのか、関係性がGirlfriend からWifeに変わったことが嬉しくてWifeと日本語で呼びたかったからなのか、その後もしばらく私を「ツマサン」と呼んでいた。

そんな日本語勉強中のエピソードが、このブログ名の所以になった。

初めてのブログ、拙い文章にも関わらず、ここまで呼んでくださった方ありがとう。

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